企業がInstagramのビジネス活用する方法とは?【総まとめ】

いけさん

著者:

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こんにちは。

営業のいけさんです。

私は普段あまり個人ではInstagramを使用しないのですが、仕事柄毎日チェックをするようにしています。

そんなInstagramですが、最近ビジネス向けのアップデートがすごい!

物凄い速さで新機能が追加されていますよね。

そこで今回は、企業がInstagramをビジネスやマーケティングに活用するための手法を総まとめとしてご紹介します。

Instagram広告

Instagram広告は2015年から始まったサービスです。

親会社であるFacebookと同様のターゲティングが可能であり、住んでいる地域、年齢、性別、興味関心など、ターゲットの詳細なセグメントが可能です。

広告のフォーマットは6種類存在します。

写真広告

写真広告はフィード広告(タイムライン上の広告)の一種であり、画像とテキストのシンプルなメッセージによるサービスの認知獲得やWebサイトへの誘導などを目的として使用されます。

写真広告における推奨項目

ファイルタイプJPGまたはPNG
アスペクト比1.91:1~1:1
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
メインテキスト125文字以内
見出し40文字以内
説明30文字以内
最大ファイルサイズ30MB
最小幅500ピクセル
最小アスペクト比400 x 500
最大アスペクト比191×100

参照:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image

動画広告

動画広告は映像により多くの情報量を含むことができることから、深い認知獲得を可能にする広告です。

動画広告における推奨項目

ファイルタイプMP4、MOVまたはGIF
アスペクト比4:5
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
メインテキスト125文字以内
最大ハッシュタグ数30
説明30文字以内
動画の長さ1秒~60分
最大ファイルサイズ250MB
最小幅500ピクセル

参照:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image

https://www.facebook.com/business/ads-guide/video

ストーリーズ広告

実は、デイリーアクティブユーザーの70%がストーリーズを使用しています。投稿が24時間で消えるため、通常の投稿よりも気軽に投稿できるというメリットがあります。

ストーリーズアクティブユーザー数

InstagramBusiness

ストーリーズは縦型のフルスクリーン表示であるため没入感のある訴求が可能です。画像と動画の両方から選択することができます。

一方でスワイプされる可能性も高く、広告を配信する際はファーストビューでいかに目に止めてもらうかが重要になります。

ストーリーズ広告の推奨項目

ファイルタイプJPGまたはPNG(写真)MP4、MOVまたはGIF(動画)
アスペクト比9:16
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
メインテキスト125文字以内
動画の長さ1秒~60分
最大ファイルサイズ30MB(写真)250MB(動画)
最小幅500ピクセル
最小アスペクト比400 x 500
最大アスペクト比191×100

カルーセル広告

カルーセル広告はフィード広告の一種で、複数枚の写真を組み合わせて投稿することが可能です。そのためECサイトなど、商品を詳細に伝える際に有効です。

カルーセル広告の推奨項目

ファイルタイプJPGまたはPNG(写真)MP4、MOVまたはGIF(動画)
アスペクト比9:16
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
見出し40文字以内
説明20文字以内
動画の長さ1秒~240分
最大ファイルサイズ30MB(写真)4GB(動画)
カルーセルカードの数2-10

参照:https://www.facebook.com/business/ads-guide/carousel

コレクション広告

カタログ形式の広告で、一枚の画像に対し4枚の商品画像を掲載することができます。

また、ユーザーが広告をタップするとさらに関連商品を表示させることが可能になります。

通常のフィード広告よりも購買に繋がりやすい広告といえます。

コレクション広告の推奨項目

ファイルタイプJPGまたはPNG(写真)MP4、MOVまたはGIF(動画)
アスペクト比9:16
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
見出し40文字以内
動画の長さ1秒~240分
最大ファイルサイズ30MB(写真)4GB(動画)

参照:https://www.facebook.com/business/ads-guide/collection

発見タブ広告

発見タブ広告はユーザーの興味関心に則した広告配信が可能です。発見タブはユーザーが関心のあるワードや投稿を検索する際に使用されるため比較的明確なニーズがある状態で開かれることが多く、情報が深く刺さりやすいという特徴があります。

※発見タブとは?

虫眼鏡アイコンで表示されている検索ホームのような場所です。

発見タブの表示アルゴリズムは、ユーザーがフォローしているアカウントやいいね!を押した投稿に基づき表示されています。

▼発見タブについてはこちらの記事をご覧ください。

インスタ発見タブで投稿がバズる?!外部露出からフォロワーを増やす方法

発見タブ広告の表示のされ方は以下の通りです。

①発見タブをクリックする

②ユーザーが気になる投稿をクリックする

③投稿をスクロールすると類似の投稿が続く

④広告が投稿と投稿の間に現れる

発見タブ広告の推奨項目

ファイルタイプJPGまたはPNG(写真)MP4、MOVまたはGIF(動画)
アスペクト比9:16(写真)4:5(動画)
解像度1,080 x 1,080ピクセル以上
メインテキスト125文字以内
動画の長さ1秒~60分
最大ファイルサイズ30MB(写真)250MB(動画)
最小幅500ピクセル

参照:https://www.facebook.com/business/ads-guide/image/instagram-explore

インフルエンサーによるPR投稿

インフルエンサーとはInstagramなどSNSやブログ等の投稿によってフォロワーへ影響を与える人物を指します。

インフルエンサーという第三者による投稿であることから、広告よりも信頼性の高い情報発信が可能です。

▼インフルエンサー施策に関する最新のまとめはこちらからどうぞ!

予算をかけずにインフルエンサーに依頼する簡単3ステップとは?

アカウント運用

Instagramを利用する多くの企業がアカウント運用による集客を検討しているのではないでしょうか。

運用する際は公式アカウントとスタッフ(個人)アカウントの2つを目的によって使い分けることがおすすめです。

公式アカウント

公式アカウントはブランドの情報発信を行うことを目的としています。

フォロワー数を増やし集客へと繋げるためのポイントとして今回は①UGCを増やすこと②一投稿におけるエンゲージメント率をあげることをご紹介します。

UGCを増やす

InstagramをはじめとするSNSは企業からの一方的な情報発信ではなくユーザー同士のコミュニケーションの場、リアル声が集まる場として発展してきました。

ゆえに、各ユーザーがひとつのメディアのような役割を持っています。

そのため公式アカウントが自ら情報を拡散させることを目的とせず、情報をにフォロワーによって広げてもらえるようなプロモーションが重要です。

エンゲージメント率をあげる

Instagramにおけるエンゲージメントとは、投稿へのいいね!やコメント、保存などをユーザーからの投稿に対する反応を指します。

新規フォロワーを増やすためには投稿の露出数を増やすことが重要であり、そのためには一投稿におけるエンゲージメント率を上げることが必要とされています。

では、そのエンゲージメントはどのように得ることができるのでしょうか。

以前までは「インスタ映え」という言葉にもあるように、Instagramは美しい写真を投稿・共有することを目的として多く利用されていました。

一方、現在は検索ツールとして利用されることも多く、投稿の情報量が重要とされています。

そのため、有益な情報であるほどエンゲージメントが高くなる傾向があります。

さらにユーザーに寄り添った、等身大の投稿を意識することも有効です。

以前までInstagramはユーザーの「憧れ」を引き出し、自分もこうなりたいという気持ちを生み出す内容が求められていました。

しかしユーザーの利用目的も変化し、自分に役立つ情報を得たいという部分から、自身と乖離しすぎることなくリアルな姿がわかる投稿も高いエンゲージメントを得ることができると考えられます。

▼公式アカウント運用に関してはこちらの記事をご覧ください。

個人アカウント

公式アカウントだけでなくスタッフ(個人)アカウント活用も増加しています。

SNSの特徴としてユーザーとコミュニケーションを取ることが挙げられますが、おすすめなのは公式アカウントではなくスタッフアカウントによるコミュニケーションです。

スタッフアカウントでは、公式情報を発信するのではなくあくまでも趣味や休日など個人的な内容を投稿していきます。そうすることで、ユーザーに親近感を与えるとともに宣伝らしさを軽減することが可能になります。

また、定期的に公式アカウントのリポストやキャンペーン・セミナーに関する情報を発信することで、公式アカウントとの相互的な関係を築くことができます。

このように、アカウント運用においては公式アカウントとスタッフアカウントでそれぞれ目的をわけた運用をしていくことが重要です。

▼スタッフアカウントの運用に関してはこちらの記事をご覧ください。

IGTV

IGTVは最大60分の長編動画を投稿できる機能です。

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、自粛期間中も多く利用された機能ではないでしょうか。

活用方法として、アパレルであればスタッフによるコーディネート紹介などが考えられます。

IGTVのロゴ

リール

リールは2020年8月5日に登場した新機能です。

最大15秒の動画を投稿することができます。

こちらも最近ではリール専用タブが追加されましたね。

リールの表示画面

また、アメリカでTikTokの利用が制限される中、それに代わるような機能としても広がっていくことが予想されます。

▼リールについてはこちらの記事もご覧ください。

ショッピング機能

ショッピング機能(shop now)も進化を遂げています。

機能自体は2018年に登場していますが、2020年のアップデートにより新たに専用タブが登場しました。

最大の特徴は、投稿にタグ付けしたものがそのままECサイトで購入することができるという点です。

先述したように、Instagramは既に検索ツールとしての役割を持っています。

ゆえに、検索しそのまま購入できる点は非常に有効といえるのではないでしょうか。

ショッピング機能の表示画面

なぜInstagramはビジネス向けにアップデートされているのか?

ここまでビジネス活用の方法を見てきましたが、そもそもなぜInstagramはこのようにアップデートされているのでしょうか。

その理由は、まずInstagramそのものがコミュニケーションはもちろん、購買の場として変化していることが挙げられます。

「ググる」から「タグる」へ」と言われているように、ユーザーはハッシュタグ検索を通じて自分が探している商品を見つけたりするようになりました。

このようなユーザー行動の変化に合わせてInstagram自体も変化しているということですね。

また、全体的な傾向として写真だけでなく、動画活用も主流になっています。

新型コロナウイルスの影響によりリアル店舗への集客が難しい現在、インスタライブを通じた販売促進が増加しています。

こうした現状を踏まえ、今後動画活用は必須項目として考えてもよいのではないでしょうか。

まとめ

今回はInstagramのビジネス活用についてまとめてみました。

Instagramは今後もビジネス用にアップデートしていくと思われますので、また調査したいと思います!

以上、いけさんがお届けしました!

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新人営業。好きなものはビールとあん肝です。美少年を遠くから眺めることも好きで、年に数回大声が出ます。

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